ログハウスはダイエット向き?

「暑さ寒さも彼岸まで」という納得の先人の言葉がもはや当てはまらない気候になっている気がする近年ですが、皆様の地域ではいかがでしょうか。

もうすぐ10月という、これから秋を満喫する今、ログハウスでの真夏体験を書きたいと思います。

家の大工工事が終わったのが8月のお盆過ぎだったので、ログハウス内部が真夏たいそう暑くなることは、わかっていました。金属の鍋がすぐに温まるけど冷めるのも早いのとは逆で、土鍋のように外からの温度の影響はゆっくり伝わり、変化は緩やかですが、一度温まるとそれが持続します。

これまで何度かログハウスの土鍋効果を書いてきましたが、真夏エアコン無し生活で、ほんとにそれを体感しました。

外構工事がまだということから、エアコンの取り付けをまだしていなかった我が家、果たして夏の暑さは大丈夫なのか?と更年期で暑さがしんどくなってきた自分はドキドキしておりました。結果、すんごい暑かった。。゚(゚´ω`゚)゚。です。

真夏は、朝ごはんを食べる頃にはもう30℃超えてたりするわけですが、そもそも前の晩からほとんど室温が下がっていない。そして前日の日中の室温がもうピークには38℃超えてます。

↓こんな感じで。「熱中症」表示がずっと点滅しっぱなしです。

夜になっても土鍋効果でそれがカタツムリの歩みほどにしか下がっていかない。そして翌朝もその温度が下がらないままジリジリ気温上昇…という毎日でした。熱帯夜は25度以上を言うようですが、30度以上の夜はなんと言うのでしょう?

↑この日夕方窓を閉めて出かけたらホカホカになっていて、窓全開にして30分経ってもこんな室温でした。

↑夜2時近くでも室温はこのくらいあります。もうこれ以上そんなに下がりません。

不思議なもので、30度を超えるか超えないかで、暑いと感じるかどうか、明確な線引きがあるのを感じました。「真夏日」を30度以上ということにしてるのも、納得です。旦那は寝てるうちに熱中症になりかけ、起きて保冷剤まみれにしたそうです。危ない危ない。

エアコンが無いと、外から帰って涼しい部屋で一息、ということがなく、ひたすら扇風機が頼りでした。一人一台です。我が家は九州で、日当たりもいいという立地で、居間が2階です。そういう条件ですから、ログハウスが全て夏が辛いとは言いません。

1階にいれば、昼間でもエアコン無しでなんとか大丈夫なくらいで、特にひと雨きた翌日の1階は、冷房が入ってるように気持ちよく、木の香りも強く香ります。そして、何より、前いたマンションでカビだらけになった木の戸棚類に、全然カビが来てません。エアコンの無い蒸し暑い梅雨時でも、夏の台風でも、湿気はログハウスでは抑えられています。これは力説したい。2階の暑さは確かにあっても、湿度対策という意味では、夏の九州でも非常に暮らしやすいです。(我が家は北部九州なので、南部九州はまた違う…かも?)

ただ、例えば真夏に停電が起きたとして、普段エアコンに慣れている方は、その保温性の良さにびっくりするかもしれません。

エアコン無しの真夏のログハウスでは、頼りは扇風機と、五感での涼しさでした。

7月時点での記事にも書いたとおり、風鈴はもちろん、かき氷、冷やしスイカ、水浴び、寝る時は麻のシーツの冷感に外から聞こえる鈴虫の声…そういう、クーラーの普及する前の頃の夏の生活のあれこれが、これほど嬉しく感じたこともありません。中でも音の要素はとても大きく、山下達郎を聴きまくる日々でした。

…などと書けるのも、もう朝晩は扇風機いらない気温になってきた余裕からです。そんなわけで、ダイエットしたい方はサウナスーツ不要な、エアコン使用無しのログハウス生活をひと夏送ればよろしいかと。

↑猛暑だった昨年とは違い、お彼岸の頃になって、ようやく朝晩が過ごしやすくなってきました。25度無いと涼しすぎるくらいに感じます。今までが今までだったから。

 

その暑い中、日当たりの良すぎる庭の一角に穴が開いたり閉じたりしていると思ったら、ジガバチがせっせと巣を作っていて、次にデッキの屋根のあたりを黒々丸々とした蜂が一匹、いつも同じところを飛んでいると思ったら、ハナバチの仲間がやはり何かの作業をしていました。

↑指の先くらいの幅ですが、もはや凹がなくなり、樹脂みたいなのや木屑みたいなのが詰められてます。

ハナバチは以前切り株に丸く穴を開けて、幼虫のため餌を運んで土で蓋をしているのを見たことがあります。我が家の場合、穴を開ける労力を省エネしたのか、軒の梁を組んでいる部分のわずかな凹みを利用してました。

なので本来凹んでいるはずの部分にテカテカの樹脂みたいなもので蓋ができて、更に泥で覆いが追加されているという…

えっと、これもまた来年何か出てくるってことですかね。そしてまた、来年の夏にその子がここに戻ってくるんでしょうか?

↑さらに、知らないうちに泥が追加されてました。

そして、ある日2階の寝室の床に、アルゼンチンアリ(多分)が数匹ウロチョロしてるのを発見。床と壁の角のあたりから偵察に来てるようで、もっと気温の下がるあと1ヶ月くらい、アリ対策も気が抜けないようです。

ログハウス、虫も居心地いいんでしょうね。セミ、ハチ、アリの次は何でしょう?実家の2階に上がり放題だったヤスデやムカデ、何よりスズメバチに比べりゃ全然セーフですが、現在秋の虫がたけなわ、気づけばなぜか2階にカネタタキが何匹か入ってたりするんですよね。なんで1階じゃなくて2階に来るんでしょう?チッチッと鳴いてて可愛いですけれども。

スヌ族

 

 

 

 

 

 

投稿者: スヌ族

修羅の国F県在住。 まだまだ引越しの荷物、片付いてません。

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