世の中、「お金持ちは〇〇をしない」とか「幸せを呼ぶ片付け術」的なアレコレが沢山あります。面倒なので読んだことはありませんが、「床に物を置いていると貧乏」的な小見出しがネットで嫌でも目に入ってしまい、片付けが下手な自分にはドキッとさせられたことがあります。そういう時には壁面収納です。
ログハウスは間取りの都合でどうしても自在に収納スペースを設けるということが難しい面があるようです。ロフトを効果的に収納スペースとして活用されている方も多いのではないでしょうか。
我が家の場合、最初から作ってもらった収納は階段下スペースの物入れと、1階の裏口周辺のパントリー、2階のウォークスルークローゼットでした。
↑↓パントリーは、後から好きなようにできるよう、最初は造作は無し。
そこに業務用の棚を入れて、靴置きと、食品ストック、季節物の小物、などなどを収納するようにしました。この棚には、現在「カバコ」を入れて細々したものを入れてます。
靴は、今の新築は昔みたいな扉付き靴箱ではなくてウォークスルーの壁面オープン収納が増えてますね。湿気にはその方がいいし、どんな靴があるか把握しやすい。我が家も言ってみればソレです。この棚から増やさないようにするということで。
↓照明のスイッチは、隙間からちゃんと触れます。セーフセーフ。靴はこれより減らし中。
階段下には掃除用品、トイレットペーパーなどのストックなどをとりあえず置いてます。ここは今後より収納効率を上げるようになんらかの方法を考えますが、問題はウォークスルークローゼット。
ウォークインは風の通りが悪いし、どこからでも入りやすいようにしちゃえ、とサンルーム、居間、寝室の3スペースからアクセス可能な設計にしていただいたのですが、もともとの荷物が整理しきれていなかったせいで、せっかくのクローゼットに全ての衣類が入りきらず、1年経つというのに、まだ居間にプラケースが一部はみ出しているという状況。カッコワルイ。
それもあって、日頃よく使うバッグや衣類の一部をハンガーにかけて、机の端や扉の上にフックでかけてたのですが、落ちたりするし、見栄えもよろしくない。
なのでようやく階段上がった通路に取り付けました、フックを。
可動式なのでまるっきり使わない時は横にたためます。でもたたむ時があんまり無いような気もしますが。
ウィークスルークローゼットは、壁面を効果的に使う方法と、既存の衣類ケースをどうにかする抜本的対策が必要なので、それはおいおい。←イツカナー
次に、洗面所の手拭きタオル用ハンガー。
ランドリーボックスにハンガーで引っ掛けてましたが、洗面台に向かうと背後の位置なので、顔や手を洗って後ろを向くというのはやりにくい。
しかし洗面台が洗濯機とトイレの中間にあるので、横に壁が無いのでタオルハンガーを取り付ける所が無い。
というわけで、窓のケーシングと洗面台の間の壁に、可動式のハンガーを付けました。余りの材木の台座+金具で距離を出して、手に取りやすい位置にします。
そしてそこにタオルハンガーを取り付けます。手の短い旦那は洗面台に近い方に、私は窓に近い方に動かして、乾きを良くして使ってます。
いかにもホームセンターで買った金物感ですが、なぜかこの家に合ってるような気もするので良しとします。
そして、最近満を辞して買ったセイロの収納です。
秋になって、蒸した野菜が食べたくなり、数年来検討していたセイロをゲット。通気良く収納を、とこれも壁面に吊るすことにしました。
既に使う頻度の高い調理道具はコンロ横の壁面に吊るしていたので、これもその上の壁に洋折れを取り付け、引っ掛けます。
こんなわけで、足元に置けないなら壁にかければいいじゃない、とどこかの王妃みたいなことを言いながら少しづつ収納してきております。
我が家に来た方は、問題はそこじゃない、とツッコミたくなる状態を1階で目の当たりにすることになりますが、そこもおいおい進めていきます。住んでみてわかることもある、を言い訳に、カメの歩みで進めて行っております。
しかし実際年齢とともに「これはもういらない」という物も出てきたりで、最初から全て収納しまくるのではなく、暮らしながら好きなように変えていきたいのであれば、家主が後から好きなようにいじれるログハウスというのは、最初から完全に決められない人には、都合のいい家なのかもしれません。
↑セイロだけを撮ると、何かのナチュラル系雑誌写真みたいですが実際は…まあ、片付け下手の住まいですから。ご想像にお任せします。
スヌ族