暑さ対策とツナギ考

お暑うございます。 …怒りを覚えるほどの、暑さです。

岐阜や熊谷にはかないませんが、38度を超えた時には歩いてるだけで、顔のすぐそばでBBQでもやってるのか、という熱風でどうにかなりそうでした。更年期には辛い季節です。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

梅雨明け以降、夕立が1回あっただけで、ずっとカンカン照りの続く福岡ですが、今回の変なコースどりの台風12号で久しぶりの雨となりました。

お天気が続くということは、塗装にはもってこいですが、真夏の猛暑の塗装は辛すぎる。寒くてもまた文句が出るのでしょうが、気象庁が「災害」発言をする今年の異常な暑さにあっては、冗談でなく命に関わります。

今現在、塗装の追い込みの我が家ですが、この暑さの対策を皆さまどのようにされているのでしょう?

とりあえず、我が家のケースを書いてみようと思います。

梅雨明け直後、なぜ南側のベランダを塗るのか。いえ、これでも夕方で大分日が傾いてきたのです。

①1に水分2に水分

「喉が乾く前に飲む」が正しいと言われてます。なので、クーラーボックスにスポーツドリンク類と保冷剤、汗拭き用手ぬぐいを入れて持って行ってます。小さな冷蔵庫をお持ちの方は、現場で使えると便利ですよね。

頻繁に現場に行ってるとドリンク代もバカにならないので、水筒に麦茶パックを入れて、冷水を持って行って、足しながら飲んでたりもします。麦茶を飲むと、気のせいか喉の渇きも抑えられるように感じます。

②首元を冷やす

前述の、クーラーボックスに入れた濡れ手ぬぐいが大活躍。

もちろん、特殊繊維のひんやりするスカーフでもいいと思います。が、とにかく汗まみれになるので、手ぬぐいがいろいろ使えて便利です。乾くのも早いから洗濯もラクです。

③扇風機

家に古いのが余分にあったので、現場用に持って行ってます。作業用のような威力はありませんが、休憩に使うには十分です。もうこれだけ暑いと、30分作業したら10分休憩でいいんじゃないか、と正直思います。

④日焼け対策ー農家帽

女性に限らず、秋以降に泣かないためにも、日焼け止め+長袖・帽子などの日焼け対策は必須です。オススメなのが、農家の女性がかぶるあの布製の、広いつばと首ガードのある帽子です。

えっ?ダサい!などと言ってはいけません。あれは、農耕民族の日本人の叡智が詰まった、非常によく考えられ、完成された機能的なデザインなのです。そして、今は絣や花柄とかだけでなく、おしゃれに敏感な農家の若い女性達の為のブランドも出ています。

ただし、軒天などで低い部分を塗るには、つばがあんまり広いと、塗った面を知らず擦ってしまったりもするので、そこらへんは要注意です。

なお、高所でヘルメットをかぶる時は、下にタオルとか、汗を吸いつつ、首に直射日光が当たらない様にするのがいいと思います。髪にお悩みの方は(ヘルメットは蒸れる…)と躊躇されるかもしれませんが、2段目以上の足場に登るなら、絶対に必要です。この際髪より命です。

⑤日焼け対策ー農家マスク&軍手

さらに、照り返しを防ぐマスクがあれば、無敵です。誰も、あなただと気づいてくれないでしょう。たまたま近所の安衣料品チェーンで見つけた、農家さんマスク。これが大変優れものでした。

体感気温40度の炎天下にこれを装着してても、息苦しいということがありません。3層になっていて風通しが良く、横はもちろん下は首元まで覆ってくれるし、紐で後ろを固定もできるので、安心です。もともとは果樹作業用らしく、細かい剪定枝などが入り込むのを防ぐ機能もあるらしいです。とにかく、これで、照り返しも安心です。

手元は、汗を吸う軍手がなんだかんだ一番夏はいい気がします。ただ、なぜか「UV対応」の軍手って、見ない気がします。日焼けしにくそうなものは、ゴムみたいな素材で、夏向きではないし。ガーデニング用の、目の詰まった綿素材で軍手より細めの作りの手袋には、UV対応のものがあるので、それもいいと思います。ただ、それらはあまり伸縮性がないので、一長一短です。

「農家さんマスク」この写真を見て、「ひもパン」と思ったあなたとはお友達になれそうです。

⑥サングラス

目の保護も大切です。「日焼けすると風邪ひかない」な時代に子供時代を送り、海辺の黒ん坊大会3位だった私は、うってかわって「美白」が主流となった30代の頃、既に瞼裂斑が出来てしまいました。それ以来日差しの強い時には季節に関係なく、サングラスを使っています。

真っ黒ではなく、眼医者さんがオススメする薄めの色の、白内障予防にいいタイプのものがありますから、そういうサングラスをこの機会に入手されてはいかがでしょう。特に、白い塗装は、相当な反射が目に入るとお考えください。

⑦汗拭きシート

1日の作業が終わり、そのまま車で家に直帰なら不要ですが、スーパーに買い物に寄ろう、とか電車で帰る、という時は、これがあったほうが何かといいです。

かつて仕事で入った着ぐるみの匂いがする…と思ったら自分からだったりしますから、真夏の作業の汗は強烈です。ただ、ギャ○ツビーのは、香りがキツすぎる気もします。これはもう個人の好みもあるかと思いますが、柔軟剤の香りの「香害」も言われる昨今、汗も人工的香料も、過度なものは気をつけたいところです。

⑧作業着

シャツ+ジャージでも全然OKなんですが、足場の上り下りや安全帯を付ける時には、お腹が常に覆われてるツナギやオーバーオールの方が安心なんですよね。

ツナギは真夏上半身が暑すぎるので、私は上はウエス直前のぼろシャツ、それに作業用のオーバーオールです。で、旦那は長袖ツナギです。

ツナギは作業着の王道ではあります。しかし特に女性の場合、トイレがなんとも面倒です。オーバーオールさえ面倒です。男性が毎回大の方に行くと思えば納得していただけると思います。中国の子供の股割れズボンみたいになってれば便利かもですが、大人では犯罪です。

しかも、真夏だともう絞れそうに汗にまみれて、ツナギの上半身だけ脱ぐのも大変になったりします。汗で肌に張り付く伸縮性の乏しい厚地の綿生地ツナギは、足場の上り下りでは時に危険を感じることもあります。

怪我や日焼け対応には、夏でも長袖がいいのですが、もう少し、ストレッチが効いて、肌当たりも良く、トイレの時の面倒が解消されたツナギなないのかなあ、綿麻にポリウレタンの素材とか…と前々から思っておりました。というのは、美術系大学だったので、女子でもツナギ着用は普通だったのです。

男性用でも「腰割れファスナーツナギ」という、ぐるりとファスナーが付いていて、トイレがラクというのは確かに有るのですが、それ以外の、素材やパターン(型紙)でもっと改良の余地があるように思います。

そこらのホームセンターでは、まず女性用のツナギすら売っていないので、男性用のを買うことになってしまい、足回りの幅が余る。自転車用品で足元を止めたりもしますが、そういうことをしなくて済めば、もっといいのにと。

女性用のツナギにしても、最近は増えてきましたが、機能とパターンという面ではまだ納得いかないのです。

例えば、ジョッパーズのシルエット、膝あたりまでが余裕があって、脛にかけて細くなる、あの形が作業には足元が邪魔にならずに最高だと思います。(上図A)軍服なんかに多いシルエットなのも、ブーツに入れやすく機能的だからだと思うのですが、足元が細くなってた方が汚いトイレで裾が落ちる心配が無いし、足場の登り降りで引っかかるリスクもありません。

こんなジョッパーズタイプの下半身で、下側からボタンとかでぺろっと開け閉めできれば(B)トイレがすごくラクだと思いませんか?型紙的にいろいろと難しそうではありますが。

言ってみれば、鳶の方のあのニッカボッカ(ただしかなり昔の※)が下半身の、女子用のツナギがあればいいのになー。自分に裁縫の才能があれば作ってるところです。(※ここ20年近くの、ロング、超超ロングとかいうのは、逆に、足場金具に引っかかって、すごーく危険だと思います。)

 

↑こんないでたちで作業してます 皆さんのファッションも知りたいです

さてはて、まだやっと7月の終わり、これからまた灼熱地獄が続きそうですが、作業中の皆様、どうぞ無理せず、対策をしっかりしてお過ごし下さい。

スヌ族

投稿者: スヌ族

修羅の国F県にただいま建築中(2018年4月現在)。 すっかり筋力の衰えた夫と高所恐怖症の妻による、恐怖の外壁塗装が始まったばかりです。

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