芸術的な塗装③必死のボロ隠し

しょっぱなから塩っぱいスタートとなったログの塗装。↓

これはひどい。

(上から重ねて塗れば、ムラが少しは目立たなくなるかな…)と、乾いた面を重ね塗り。

結論。

初回が汚いと、1回塗り重ねてもダメ。orz

ここで、ログ積みが始まった時に社長さんが、「たっぷり塗って、塗料が足りなくなるお客さんがいるんですよ」と、釘を刺されていたお言葉が、脳内にこだまするのでした。

…これは、きっと塗料が足りなくなる。

社長が「2回塗りですが、1回目は、サッと塗ってください」と言われていた「サッと」の意味が、しみじみと沁みるのでした。が、これは3回塗りをするしかなかろう。

旦那の大失敗を見て青ざめた自分は、アレを再現してはイカン、と心頭滅却して塗っていると、段々と上手くなってきたのでした。(当社比)

しかし問題は、すでにやっちまった面の処理。

「…サンダーかけようかな」

えっ?サンダー?もうやめてよ塗りの時間だってなかなか取れないのに…

「いや作業は俺がやるから。これじゃ納得できない。住み始めたらきっと、『あの時手間を惜しんだから』と後悔する。今なら、まだやり直せる

なんかのセリフですかそれ。その志を最初から発揮せんかーい。というか、棟梁さんも見かねてアドバイスして下さったではないですか。

”横一列をつなげて塗った方がいいですよ”って。←大事なので赤にしました。

ちゃんと人の話は聞こうよ…まったくもう。

前いた家で使ったサンダー&電気コードのリールを引っ張り出してきた旦那は、爽やかというには暑すぎる福岡の5月の空の下、ヘタクソ塗装の酷い箇所を削り出したのです。ウィーンと。

音もすごいけど、木の粉末が飛び交い、マスクにゴーグルすると曇って見えなくなるしで、なかなかキツイ作業のようです。(ひとごと)

サンダーかけた後。なんだかアメリカンなカフェなら、このままの仕上げで良さそうですが。

とにかく、タレやムラなどがあまりに目立つ部分を重点的に削り、その上からまた塗り作業。ああ、初回がスムーズにいけば、こんな2度手間せずに済んだのに…しかも1回余計に塗ることになったし。しくしく。

1日やって、「肉体的にも精神的にも疲れた。サンダーはこれで終わりにする。まだムラあるけど、そこはもう良しとする」

そうじゃろう、そうじゃろう。お疲れ様。

…と言った数日後、

「やっぱり気になるから、もう1回サンダーかける」

もう勝手にして。

これだけ削ってれば、確かにもう嫌になります。

非常に残念だったのは、玄関側の一部にムラ塗装があったこと。本来、慣れないうちは裏口の目立たない所から作業をやれば、よかったんですが…

それでも、サンダー作業+3度塗りというヤケクソ対応の甲斐あってか、少しはボロ隠しになったと自分達では思いました。まあ、多少ムラはありますけど…ホラ、また5年後くらいに、塗装することになるから、きっと大丈夫ですよ。あはは。サンダー後に1回上塗り。1枚目と比較したら、少しはマシになりました。

 

そんな、塗装に少し慣れて来た頃、1人で塗っていると社長と澤本さんが資材搬入に来られました。

澤本さん「これ1回目ですか?綺麗に塗られてますね!」

(ふっふっふ。上達したのですよ)

社長「いやーどうしてあんな塗り方を?」(笑顔)

渡瀬恒彦似の男前な笑顔でそんな単刀直入な言い方を。

社長「いや、変わった塗り方だね、と皆で言ってたんですよアートかなと」(笑顔)

社長、もうやめて、私のライフは0です。棟梁さんにも、「芸術的」と言われたのですが、違うんです。

「…単に、ヘタだったからです

こう白状した時の社長の困ったような笑顔が、更に私の心を抉ったのでした。

少し慣れた頃のサラッと初回塗り。色はイングリッシュ・ウォールナット(焦茶)

そして、久しぶりにサエラさんのサイトをのぞいたら、施工中物件として、サンダーかける前の見覚えのある超ムラ塗装の写真があるじゃないですか。Σ@@;)

そしてそこに添えられた「こんな塗り方もあるんだ!!と驚きの声」の一文。

な ん と い う 公 開 処 刑。

ここに、それは嬉しくも大いなる誤解だということを、改めて表明いたします。

スヌ族

投稿者: スヌ族

修羅の国F県にただいま建築中(2018年4月現在)。 すっかり筋力の衰えた夫と高所恐怖症の妻による、恐怖の外壁塗装が始まったばかりです。

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